海来宙の失敗人生 ② 理想篇

こんにちは、海来宙です。こちらも最初は書くつもりなかったのですが、書いてみますね。載せるのは少し怖いです。

海来宙の失敗人生その②、理想篇です。



――――何歳まで戻りたいか


もし何歳まで戻りたいか訊かれたら、私は「マイナス一歳」と答えます。マイナス一歳です。といってずいぶん前に大人になった今の年齢マイナス一歳ではなく、生まれる一年前に戻りたいんです。

その理由は、生まれる一年前なら〝まだ自分の性別が決まってない〟から。私は早産児(低出生体重児でもある)なので十ヶ月くらい戻れば十分そうですけど、切りがいいので一年にしておきますね。



――――戻りたい理由は何か


では、どうして性別が決まる前まで戻りたいかというと、それは私が自分の性別がものすごく嫌だからです。好きな年齢まで戻れるならマイナス一歳まで戻って、今とは反対の性で生まれ直したいというわけです。私がカクヨムで性別を明かさないのはこれが理由でした。

ただ、私は自分の心(性自認)を体と反対の性だとは思っておらず、性自認は体の性だと考えています。自分が今の性なのがものすごく嫌なだけです(専門家ではないので間違ってるかも)。こういうのは何ていうんですかね。わかりません。



――――理想の自分は何か


そして、性自認が体の性と同じだから本来は考えられないことですが、もし今から反対の性になれるとしたらどうしましょう。

実は、十代のころから反対の性になりたかった私は、大人の今さらなれてもあまりうれしくありません。最初になりたかった反対の性の十代を経験できないのでは……、哀しいのです。

良からぬことを考えてるとかふざけているとかではなく、まじめな話ですよ?

つまり、私の理想の自分は「反対の性になっている十代の自分」なのです。性別が変わっただけでは私の残念な十代は薔薇ばら色にならないのは、もちろんわかってます。



――――私が死にたくなる理由


以上、きちんと伝わってるかだいぶ心配ですが、私が死にたくなってばかりいる理由は、発達障害(自閉症)、強迫性障害、そして自分の性別が嫌、の三つなのです。他にも、ある……? 自分の性別が嫌なのも発達障害のせいかもしれません。


あとそうだ、私は別に同性が好きなわけではありません。結婚はしてませんけどね。


それでは、これが海来宙の二つ目の失敗人生でした。

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