あなたは正社員ですか。それともパート従業員ですか。あるいは働いていませんか。
けれど、これらの違いってどこにあるのでしょう。私たちって同じ人間じゃないですか。ねえ、私もあなたも同じ人間。私はあなた、あなたは私。どこに境界なんてあるんですか。
実際にはこんな場面はないものの、作者の鋭い言葉の刃は、あるいは物語の展開はそう突きつけてくるかのようだ。
コンビニ店員のシノブと引きこもりのヒカルはひょんなことから一体になり、コンビニ店員として成長していく。居酒屋店員のマコトとトレイ清掃員のレイは互いに惹かれ合い、互いに感謝し、トイレでの逢瀬を繰り返していた。
彼らの性別さえ把握しきれず、作者の筆に転がされるように、読者自身もいつしかこの物語のパート従業員となっていく。パートの一部は現実世界、もう片方のパートはこの物語の中という仕掛けだ。(たぶん)
さあ、この不思議な読書体験を味わってみないだろうか。きっと宇宙旅行に行くよりも不思議なパート体験が待っているはずだ。
宇宙店主満載のクセが強いとんがりまくった作品です✨️
深夜コンビニで働く虚無パート従業員の脳内が完全にぶっ壊れてますw
シノブの思考が本当に無っぽくて気持ち悪いくらい冷めてる。
「先輩が自殺したらしい。ウケる。」とか「食品を廃棄するのと人間が死ぬのって何が違うのか分からない」とか、感情の抜け具合が病んでて最高に刺さりますw
コンビニという誰でも知ってる日常空間を、異化させてるのが
いい意味で怖くて好きです笑
サングラスかけた店員、賞味期限至上主義の品出しルール、チャイム音=パブロフの犬、ガラス張りで常に監視されてる感覚、全部リアルなのにシノブのフィルターを通すと狂気じみてきます
唐突にグロテスクでどこかコミカル。脚立で助走つけて登るとか、排気管を血管扱いするとか
現実と妄想の境目が完全に溶けてて、読んでて「これははやばい人だ」って思うより前に直感しますw
あたしは独特すぎる感性にハマりましたw
個性的すぎる店主語も冴え渡ってて狂気の国に来たみたいな感覚になります(ΦωΦ)フフフ・・