第37話
俺が人間として生活してきた17年。
そこでわかったこと。
それは、改めて“人間って奴は実に愚かで救いようがない”ってことだ。
主は、遥か昔に人間を創った。
新しい主を誕生させるために。
それがこのザマだ。
大気は淀み、空はまるで泥水みてえだ。
好き勝手に欲望を追い求めた結果がこれさ。
もう破滅は約束されたようなものだ。
どんな終わり方をするのか?
硫黄の火で生きながら焼かれ、炭みてえなカスしか残らねえか?
それとも毒にやられて腫れものに侵されて、のたうちまわって最後の一人まで死に絶えるか?
それとも……?
考えると笑えてくる。
俺は悪魔だからな。
涙と血に染まった世界は心地イイ。
最後の日はワインでも飲みながら愉しませてもらうか。
……
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