理想の男性は、待っているのではなく自分で作る！

美人で仕事もできて、気配り上手。そんななんでもこなす一華に与えられた二つ名は『パーフェクト上司』。
ただ唯一の弱点は、完璧すぎる故か高嶺の花みたいな扱いされ、彼氏がいないこと。

ならばとマッチングアプリを初め、これぞ私にふさわしい完璧な男性と思える相手を見つけたのですが、実際に会ってみると、色々残念。
これは、早く見切りをつけて次の出会いを探そうか。そう思った一華ですが、相手の龍輝さんをよくよく見てみると、やっぱり良いところは良いのです。

それなら、自分が上手くプロデュースしていけば、文句のつけようのないくらいのスパダリになるのでは？

というわけでこれからも会っていくことを決めたのですが、そこから始まる二人の関係が実にピュアで素敵。
プロデュースする度、あるいは龍輝さんの知らない一面を見る度に、高まっていくドキドキ。
完璧な男性を求めていた一華ですが、これは理想としていた完璧よりも、さらに凄いかも。
どんどん好きになっていく。大人のピュア恋の先には、スパダリが、そして最高の恋が待っています。