たられば

ユウ

たられば

プロローグ


 あの頃の私は死ぬ事なんて怖くなかった。



 いつ死んでもいいと思ってた。



 本当にそう思ってたんだ。



 ねぇ。



 もしあの時、私の選択が違っていたら



 私の未来はもう少し明るいものでしたか?



 毎日、そんな「たられば」ばかり考えています。



 もし○○してたら。


 もし○○してれば。




 暗闇に差す光は——温かいものなんかじゃない。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る