Beloved ~第1章~ 【完】

@nakakonoko

表紙

私の父親は政治家。

小さい頃から何をするにも父の許可が必要で、自由が全くない環境で縛られて育てられた。



母親も財産目当てで結婚したようなものだから父に対しても、もちろん私に対しても全く愛情がなかった。父のことでストレスが溜まると私をはけ口にするように虐待したり、父がいない日は決まって本命のところへ行ってた。



そんな中で育ったから、愛情とか思いやる気持ちとかが欠落してた。


毎日自分なんかいなくなればいいのにって思ってた。でも何か行動を起こす勇気もなくて…。私何のために生きてるんだろってずっと考えてた。


高校へは受かったもののやること全てが無気力で…ある日死のうと思って屋上に行った。


でも屋上には男の先輩が何人かいたんだ。


その人たちが帰るまでじっとベンチに座って待ってたんだけどなかなか動かなくて。



2時間くらい経ったときにその中の一人が私の方に近付いてきた。






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