奇妙な絆で結ばれたバディがゴーストを追う物語

突然ですが、スーツのお兄さんが大鎌を持っている構図、好きですか?
はい好きですねこのお話にはそれがあります!

スーツのお兄さんが鎖をぶん回す方が好き?
人懐っこい大きなお兄さんがいい?
それともクールで冷淡なかっこよさがいい?

全部あります!!!

主人公の溯春と相棒の東雲は、まるで正反対の二人。
クールで人の心をぎりぎり無くしてそうな(褒めてます)溯春と、人懐っこくて正義感の強い東雲。バディを組んでいるものの、二人の意見はなかなか噛み合う事がありません。
そんな二人は追うのはゴースト。二人はゴーストクリーナーと呼ばれる特殊な仕事をしているのです。
ゴーストというと、幽霊?怪奇もの?と思うでしょうし、実際それも間違いではない。でもこの物語はSFなのです。SFとゴースト、ゴーストクリーナーの要素が上手く噛み合ってとても良い。ゴーストを狩る時の大鎌を使うシーンは必見です。
そして、溯春と東雲の噛み合ってないようでそこに確かにあることを思わせる絆が尊い。人の心がぎりぎりない(しつこいが褒めてます)溯春が分かりにくく人の心を見せるのは東雲だからこそ。

物語は一旦幕を閉じますが、続きもめちゃくちゃ期待出来る感じなので、是非ともまた続きを書いていただきたいですね。

そしてここまで読んだあなた、ぜひ凸凹コンビのブロマンスをお楽しみください!