第2話 『うっせぇわ』の活用法
時は夕方五時。
プロセカ(プロジェクトセカイ カラフルステージ!)という音ゲーを、最近ゲットした曲のマスターレベル解放を目指して、黙々とプレイ中。
いーくん「ねぇねぇ、翠ちゃん。ねぇ、翠ちゃん」
私「……(イラッ)」
害悪三歳児こといーくんが話しかけてくる。
ちなみに、
だから、集中して取り組む必要があるんだ!!
いーくん「翠ちゃん〜……翠ちゃん翠ちゃん翠ちゃん!!」
私「……(イライラ)」
こういう事をされると集中が乱されて、私のようにそこまで音ゲーが上手くない人間は簡単にミスをするんだよね!!
いーくん「いやぁ〜……イライラしてるから、ケアをしに現れたのに、なんでイライラが増してるの!?」
私「……そうだ。いーくんに譜面を見て欲しい曲があったんだったわ」
いーくん「え〜?なになに?……あれ?『うっせぇわ』って、昨日一回でマスター解放してなかったっけ?」
私「タッタタタタッ!!(無言で『うっせぇわ』をプレイ)」
いーくん「んん〜……?もしかしてだけど、僕無言で黙れって伝えられてる……?
遠回しにうるさいって言われてるよね……?」
私「そう思うなら黙ったら?十分したらやめるから、愚痴聞いて」
いーくん「りょーかーい!!」
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます