4 合法ロリ男の娘大学生の援交計画

「それでは、すばるんには声優の養成所に通ってもらいます!」


 謎の合宿から東京に戻ってきて3日後実家のリビングできつねうどんを食べていた。


 ちゅるるー。ごくん。


「えー、養成所?俺声優になれるの?」

「たわけっ!」


 コツン。頭をこづかれる。


「んにゃ?」

「すばるんがいくら美ロリ美声でも、演技の練習何もしないでいきなり声優になれるわけ無いでしょ?まずは、養成所って所で声優の見習いをしてもらうの!」

「ん、え?俺、もう大学卒業なんだけどニートになれってこと?あとそれって金かかるんじゃないの?貯金10万円しかないんだけど」


うふふっ、と笑う。ののねー。


「ここに150万円あります!!」


 ドン!といきなりテーブルに万札の束を叩きつけた。


「ひぇ。お、お金だ―!?」

「これはお姉ちゃんが声優業の傍ら貯めた虎の子の150万円です」


 俺は、テーブルに置かれた万札に手を伸ばした。


「くれるの?」

「たわけ!」


 パシッ、と伸ばした手をはたき落とされた後説明された。


「これはすばるんに上げるのではなく貸すの。ただでお金が貰えるないでしょ?」

「でも、貸すって言われても俺金を返す当てなんてないよ……」


 バイトにも受からないんだし、とうなだれる俺。


「うーん、それなんだけどね?すばるん、体を売る気はない?」


 呆気に取られる俺。


「へ?な、何を言ってるんだよののねー?!俺に汚いおっさんに抱かれろっていうのかよ!?」


 んー、と困った様に笑うののねー。


「いやー、汚いおじさんじゃなかったらいいんでしょ?お姉ちゃんの知り合いのイケメン声優とかだったらよくない?」


 すばるんの好きな、声優の朝比奈みらいくんならよくない?とののねー。


「え、み、みらいくんとえっちできるの?!」


 んふふ、と悪い顔のののね―。


「みらいくんって、実は業界で有名なロリコン野郎なんだよね―。すばるんだったらあいつのストライクゾーンだから、ちょっと声掛ければ一発だと思うよ!」


「う、うん……♡」


「じゃあ、そういうことですばるんは、ウチの系列の養成所に入って声優を目指しなさい!お姉ちゃんとの約束だぞ♡」


 と、とんでもないことになってしまった。



続く。

 

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