第22話
放課後の教室。唯一学校で影が出てこれる場所。
「ほほぅ…エィ君、さすがだねぇ。」
知衛はころころと笑って言った。数学は影の方が得意だ。今は影に宿題を教えてもらっていた。
「あたりまえだろ?まあ、俺、文系は苦手だけどな。文系は、ヒカリだもんな」
知衛の台詞に影は笑った。影は少し饒舌で私はそれにまた焦りを感じる。私は本当に光りなのかな。私は本当に表なのかしら。このまま影が表に変わっても誰も気付かないんじゃないかしら。表はヒカリなんてそんな事、わからないんじゃない?謎は私を支配して。自分に対する問掛けは私を深く、深く考えさせることとなった。
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