古より飛竜の血を引くグラディウス家の空軍少将リアンと、海竜の血を引くオーベル家の海軍少将ヴァルハルトは、誰もが認める犬猿の仲。
だが飛竜の力が弱まる新月の夜、体調を崩していたリアンは弾みでヴァルハルトと一夜を共にしてしまう。
なかった事にしようと拒絶するも心が揺れるリアンと、彼の態度が気に入らないヴァルハルトの二人は、互いを意識し徐々に関係に変化が生まれる。
そんな中、リアンはグラディウス一族の家長である祖父が恐ろしい計略を企てているのを知ってしまい──?
この作品と出会った時の衝撃は、もう言葉では言い表せません。
まずタイトルで心を撃ち抜かれ、その内容に鷲掴みにされました。
タイトルが……かっこよ過ぎませんか……?
二人の関係性のみならず、軍や情景の描写が惚れ惚れする程に格好良く、空と海の広大さを活かした戦闘シーンには本当に心が躍り痺れました。
どうしたらこんなに強くて格好良い異なる男性キャラクターを二人も同時に生み出せるのでしょう……。
広い空を駆けるリアンも、深い海に沈むリアンも、彼の事を心から心配し駆けつけるヴァルハルトも、本当に悶える程に最高としか言いようがない!!
最強の二人の間に生まれる強い絆は、何にも変え難いときめきを見せてくれます。
竜好きにはたまらない、絶対読んでほしい作品です!!
空陸海を司る竜の力を秘めた軍人の物語です。
さまざまな設定のファンタジー小説を読んでいましたが、まず竜の力という設定が目新しくて興味を惹かれました。
飛行能力があり、空軍に所属する主人公(受け)が、気に食わない海軍の海竜(攻め)と不本意ワンナイトをして物語がスタートします。
家のしがらみもあり、攻めに悪印象を持っている主人公が窮地を救われたりして徐々に絆される様子が丁寧でキュンときました。
ストーリーは王道ながら、世界観と設定が面白い上に、高い文章力で楽しく一気読みさせていただきました。
腕っぷし自慢で独占欲深い海の男×クールに見えて血の気の多い空の男
反対なようで案外似てるケンカップル好きの方におすすめです!