第11話

なんだかんだ言いながら二輪のバイクに乗せてもらい約束したホテルへ着くと名前を言ったら部屋へと通された

「えらい2人とも一緒に来たのね」

「一緒に行かないとダメな空気だった」

「やだそっくりね」

はまってしまったことにむかつかないほど疲れていた。そっくりだなんて久しぶりに聞く言葉

「冬也、夏希君座りなさい」

そう今日は冬也の父誠さんと僕の母美希が結婚するから食事をしてくれないかと誘われた。僕たちがギスギスしてたって2人には関係ないから反対しない僕も冬也も同じ意見で2人とも喜んでくれた。まぁ仲良くさせたいのが本音だろうこうやって2人で来させるくらいだから。

「食事の前に僕たち旅行に行ってくるその間2人で住んでくれないか」

「どこに」

「新しい家だよ」

「あ、強制だからねあなた達の荷物あたらしい家に運んだもの」

あー。誠さん何でこんな人を選んだんですか?我が母ながら呆れるわ逃げ場がない。ちらっと冬也を見ると顔には出てないが明らかに不機嫌。

まぁ寝るだけの家だと思えばありか。

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