まじかあれが本気だとするとこいつら相手に勝負しないとならないのかよ。やだなぁ。なんで嫌かって？

こいつら力尽くで言うこと聞かそうとするから勝っても負けても。勝負の意味がないんだ。まぁ自業自得か。

「勝負しようか。俺が勝ったら諦めろ全て。そっちが勝ったら言うこと一つ聞いてやる」

「うん、分かった」

えらい素直だな見直した。

「こっち2人だから」

うんさっきの訂正。

「いいんですか2対1」

どっちかっていえば春の方がふっかけてきてるんだよ。珍しい。いつも冷静な春を熱くさせるほどのもの持ってないつもりなんだよなぁ。

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。（ログインが必要です）

新規登録で充実の読書を

マイページ: 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる; 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める; フォローしたユーザーの活動を追える
通知: 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴: 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい