第31話

今度は雫ちゃんと思いいつもの場所で待ち合わせ。

そうすると私より先に口を開いた雫ちゃんは

「ありがとう知っててくれて。ありがとう気づいてくれて

私と話してくれて。帝のことよろしくね」

「待って自分で言ってよその方が喜ぶから」

雫ちゃんはにっこり微笑んで

「いいの私十分幸せだったからもちろん皐月あなたのおかげでね。ありがとう」

早くしないと早く。

バン。思いっきりドア上げやがって

「遅いよ帝くん。」

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