第21話
「で話って何?」
体育館裏に呼び出されるってのもなんか定番だなぁとは思いつつ少し付き合ってみることにした。
「いや仲良くなりたくて」
なりたいのは私とじゃなくて帝くんととか?
なんかもうプラス思考にならない。
「帝ばっかりずるいから私ともおしゃべりしよう?」
帝?なんで呼び捨ていやまぁいいんだけどね。
「私帝の双子の妹佐藤雫です。」
気づかなかったけどそう言われると目元が似てるのかなぁ?あでも帝くんは左に黒子雫ちゃんは右に黒子があるんだなぁ。
「田中皐月です」
と名前を言うと知ってますと答えられて。
帝くんよく話すのかな学校のこと。
雫ちゃんがどう思っての行動なのか分からなかったけど
これから用心しようかな。大丈夫だと信じて。だってお兄ちゃん大好き〜って感じだったから
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます