第33話

~~~~~~~~~~


「・・では、今日はこのくらいにしておきましょう」


「はい。いつもありがとうございます。笹原さん」


この人は笹原武史 社長付き秘書


俺はこの人に色々と教わっている。


「今日は久しぶりに定時で上がれますね」


「そうですね。でも、まだまだ覚える事が・・・」


「そう焦らずに・・。」


「・・はい。今日はお先に失礼します。」


「お疲れ様です」


~~~~~


「お疲れ様です。お先に失礼します」


「あっ桐谷くん!今日、親睦会しない?」


「・・え~と・・木内にも聞いてみないと・・・」


「あら、木内さんならもう帰ったわよ。」


「・・・えっ?」


「そんな事より!・・・こういう集まりも大事な事なんだから、行きましょ?」


「・・・でしたら木内もいた方がいいですね?・・今日は退社した様なので後日改めてやりましょう。では、お先に失礼します」


「・・・っ」



~~~~~


やっぱりあの女・・・それより・・連絡もせずに帰るなんて・・・彩らしくない。


トゥルルル


「只今お掛けになった電話番号は電波の・・・」


・・・彩?

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