第13話
家に来るくらいだから…
「それに、ゆう子さんも何か話したそうな感じでしたし…やっぱり僕、邪魔だったかなぁ?」
「いや、ここは二人でだろう…わかった。話し合うよ」
ハヤテは自室に入ると電話を掛けた。
発信先はゆう子。
『もしもし』
「サトミです。今日はごちそうさまでした」
『いえ。量が少なかったかなと…』
「そんなことはありませんよ」
『よかった』
「それであの…少し話したいことがありまして…」
『……』
「ゆう子さん?」
『私も…お話ししておかなければいけないことがあるんです』
「あ、はい…」
電話の向こうの気迫に圧された。
『私、バツイチなんです。中々子どもが出来なくて、半ば追い出される形で…』
泣いているのか、鼻をすする音が聞こえた。
「話してくれてありがとうございます。辛かったでしょう…。ゆう子さんは、子ども欲しいですか?」
『私は、無理には…。ごめんなさいサトミさん…私、母から聞いています…知っています…まともな子が産まれるかどうかわからないこと…』
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