第22話

後ろの一部だけ伸ばした髪が落ちてきて、水と嘔吐物に濡れた。


嘔吐が終わると頭を水に突っ込んだ。


どうして!!

こんなに…

濃くっ!!


「っ…うっ…うっ……」

サリッシュは泣いた。


そのうち濡れた頭を抱えると、すぐ後ろの壁に背を付け力無く座り込み、泣き続けた。


暗い部屋には、水の流れる音とサリッシュのすすり泣く声だけ。

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