第35話
退任するとき俺達はなにも行わず次の代に引き渡した。
陽がいなかったからやる気もなかったからだ。
蒼龍が創設されてから一度も欠かさなかった大事な行いは、俺の代ではじめて穴をあけた。
それから退任したあとあの日を除くと一度も倉庫に行ってない。
本当は後輩の士気を高める為にも一度でも行くはずが、行く気になれなかった。
……でもやっとまた全員揃って倉庫に行ける。
それだけでも嬉しい。
「おまえら…ありがとな」
陽が目を細めた。
「とっととやるぞ」
雪の声に俺達も取り掛かった。
新藤達が来てくれたおかげであっという間に終わる。
全ての荷物を車に乗せ、倉庫に向かった。
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