第8話

「ナズニィ、今からお別れ会あるのに帰るの!?」



小学生の彼女は、この場の雰囲気に染まっておらず、何故こんな場所にいるのか悲しくなる。



……まあ、彼女の場合はここにいるのは必然といえば、必然だったのかもしれないけど。



「ああ、仁がいるからどうにかなるだろ。俺はいなくても、別にどうってことは……。」



「やだ!!ナズニィはまだ帰っちゃいけないの!」




どうやら、真琴はまだ俺に残っていてほしいみたいだ。



まあ、彼女たっての頼みならば、聞いてあげたいのだが……。





そう、彼女は俺にとって大事な人だった。



先程のメールの相手とは違って、大事のジャンルが違う。



メールの彼女の場合ならば、好きな人という大事な人なんだけど、真琴の場合は………





妹として、大事だ……という方が自然な気がする。

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