第215話
う~ん、と再び唸りながら考え出したオレ。
とその時に、前の机の上にあった雑誌が目に入って来た。
『決め台詞 この愛を君に届け!!』
…一体、こんな雑誌誰が読むのだろうか?
愛って、教師が読む年齢なのか?
いや、まぁ…それは置いておいて、この君に届けというフレーズに目が向いた。
君に届け 大和魂。
ああ、これならなかなかの出来かもしれない。
そう思ったオレは、たくさんの言葉で埋め尽くされた先程の白紙の紙の裏を使って、筆ペンで大きく書いてみた。
君に届け…という部分は少し細めに。
大和魂…という部分は相手に伝わるように大きめの迫力のある字。
オレは書くのには自信があったので、その場にその紙を掲げた。
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