第68話

その後、色々と買い物を終えた私達。



外は既に暗くなっていて、時刻は7時前。




……朝からこんな時間まで買い物をするなんて、初めてではないだろうか。



私は溜息を吐いて、車の中に乗り込む。




蘭勝さんもそれに続いて乗り込んで来て、『出せ』と命令した。



しばらく無言で車は走っていたけど、不意に蘭勝さんの方から声をかけてきた。






「ああ、そうだ。花子。」



「………何か?」



「んーだ?何膨れてやがる。」



「ご自分の胸に聞いてみてはいかがでしょうか?」



「クック、退屈しねえ女だな、お前は。」



そんな風に思ってほしくて、そう言っているわけではないのだけど。

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