第58話
私はそのドレスを着たまま、蘭勝さんを睨みつける。
そんな私に気が付いたのか、彼はクックックと笑い始めた。
「何だ?その不満そうな目は?」
「……分かっているなら、こんなことさせないでください。」
「似合ってる、とでも言ってほしかったのか?」
―――…っ!!
何を言っているんだ、この男は。
「はあ?」
「ああ、そうじゃねえか?……綺麗だな、とか方のがお前には合ってるかもな。」
この人、私で遊んでいるに違いないわ。
それが心底憎らしくて、私はドレスの裾を持って彼の元に歩き始めようと足を出したその時、店員さんに止められた。
「では、脱衣にもお手伝いをさせていただきます。」
「………お願いします。」
―――…戦意を折られた気分。
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