第143話
とにかく、まずはこの人達をどうにかしないといけないわね。
「放してください。」
「調子乗ってんじゃねえよ!!」
こんなことで調子乗れるんなら、日常茶飯事で調子乗ってるでしょ。
なんて心の中で悪態をつきながら、私は冷静に彼女たちをジッと見ていた。
それがさらに火に油を注ぐことになってしまったようで、胸倉を掴んでいる彼女が私の頬を思いっきり叩く。
大きな音がしたけど、ここは人気がない場所なので誰も気づかない。
……本当、火に油を注ぐ自分のクセ、やめないといけないな。
「次、調子乗ったら、タダじゃ済まさねえぞ。」
数人の女子はとりあえずこの場から去ってくれたけど、これが続くとなると少し堪える。
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