第3話

転校初日からやばいとは思ったけど、授業を受ける気にならなかった。颯真さんに会うのは想定外だったから。それに眠かったし。

いい寝場所を探していたら、すごい音が聞こえてきた。

キャーと言う叫び声と共に扉が吹っ飛んできたらしい。

ほんとあり得ない。帰ろっと。

「おい、誰か俺の相手しろよ。暇なんだわ」

そういえば、颯真さんが言ってたっけ。

「前の学校は大丈夫だだったかもしれないがここでは気を付けろ」

何を言っているのかすぐに分かった。

あいつを否定するってことは私を否定するってこと。

私の無意識の行動かもしれないし何かから逃げたい現実逃避かもしれない。そんな簡単に割りきれないことだって分かってるはずなのに…

だから簡単には信じられないんだ。

特に颯真さんと不良は。

一番始めにいじめてくるのはドアを吹き飛ばしてるああゆう奴だ。

前の学校ではまぁ私が悪いんだけど。

それを知って取り繕うとするとかあほだろってゆーね。

誰かがやられている。

ここも同じだなと実感しながらうちに帰った。

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