第85話

「そ、そういう稀雄は…いっつも余裕そう。」




翻弄されてばかりいるのが悔しくてちょっとだけ反抗的な態度をとった。

しかし、



「あ?そうでもねーよ。」

「……え?」



肯定されると思っていたことを否定され思わず驚きの声を上げた。




「昨日なんて余裕なかったし」




え?あれで余裕なかったの?

あんなに余裕そうに微笑んでおいて?




私の頭には疑問符が沢山浮かんでいた。

そんな私の耳に稀雄は口を寄せ、








「梨彩、俺のこと締め付けすぎ」







甘く囁いた。

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FANG しょこら @sweet_____story

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