第31話
え?相手って……つまり、そういう事だよね?
ってことは私が稀雄と……
自分には全く縁のなかったことを言われ何も言えずに思わず俯いていると、
「別に無理強いはしない。俺も女に困ってるわけじゃねーから」
「っ………」
ってことは私が相手しなかったらさっきの人達とするってことだよね。
そんなの……………嫌だ。
だけど、自分が稀雄の相手なんて出来るわけがない。
「けど、お前が俺の相手するって決めたんなら容赦しねーよ?」
そう言うと、私の肩を抱き寄せ、獲物を狙うような獣の目をこちらに向けていた。
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