ある酒場で、一人の女の子を助けたら、あれよあれよという間になぜか見初められた一般男性の苦悩を描いています。
コメディタッチでするすると読めるストーリーに、なんだかんだと振り回される主人公。
ヒロインの身分が明らかになり、魔弓という特殊武器を使用します。
詳しくは控えますが、こういうロマンがある武器はいいですね……。
終盤になるにつれて、ああこれはしっかりと世界観を作り込んでいるなと思いました。
ちょっと情けない感じの主人公がかわいらしく思えます。そんなドタバタ恋愛?ファンタジーを読みたい方はどうでしょうか。
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設定が難しそうだから、とファンタジー作品を敬遠してしまう方におすすめしたい作品です。
新しい能力が登場しても、一度に並べたてずに、会話や地の文の流れで自然と理解させてくれます。
絃のない弓を持ってるよ。なぜ?こういう能力だから。
ヴォウフォーグってなに?こういう鳥だよ。
さらりと理解でき、読者が置いて行かれる感覚がありません。
世界観に引っかかることなく、物語に没入できました。
情景を想像しながら読むのが好きなので、色の表現が豊かなのも嬉しかったです。
王道ファンタジーらしい安定感と、淀みなく読み進められる心地よさが両立している作品でした。
一番明るく読みやすい作品とのことですので、こちらを入り口として、他の作品もぜひ楽しませていただこうと思います。