どう紹介しようかと考えたときに、浮かんだのは「まず、キャッチコピーが出てくるまで読んでくれ」であった。とにかくまずはそこまで読んで欲しい、全てはそこからだ。
もちろんその前もじりじりと進んでいく二人のことであったりとか、周囲の人であったりとか、魅力は数多ある。
けれど、やはり、ここなのだ。
キャッチコピーから先、本当に固唾を飲んで見守るという展開が待っている。
そして、何より。
これはきちんと恋愛が軸になって、ヴィクリアとオルニーイの二人が両輪となって、物語を進めていっている。
だからこそ、それがきちんと愛として昇華した瞬間には、内心で拍手喝采だった。
まずは本当に、キャッチコピーまで。そこまででも楽しく読める。
そして、そこからが本当に本番なのだ。
ぜひ、ご一読ください。
〉とても優れた文芸作品です。
このような上質な作品に出会ったとき、私は自分の下手くそなレビューを呪います。ご容赦ください。また、解釈やこんな作品でした、みたいなあらすじは無用なので避けます。
文章の基礎がしっかりしているので読んでいて気になる表現とかがほとんどない。たのしーく読めます。これはとても大事なことだと思っています。
前提、言わなくてもわかるでしょというお決まりを読者に求めず、彼女たちが見ている光景を丁寧に読ませてくれます。導かれるように世界を想像できます。
物語の進行、登場人物の会話、設定の説明のタイミングなどに淀みが無いです。作中の題材もとてもうまく使っています。下手なミステリより使います。あんまり言うとネタバレ酷いので使うとしか言いません。
感情推移も見事で全く隙がありません。恋愛主題なのに王道ファンタジーでいいぞと思ったら恋愛がずっと主役なんで夢中ですよ。やられました。こんなの誰が読んでもおもしろいじゃん。
つまりめちゃ面白い作品、素敵な物語です。
ありがとうございました
キャラクターが魅力的に描かれていて、読んでいてとてもおもしろかったです!
情景の描写も丁寧で、とても読みやすく、スラスラ読めました!
やはり印象的なのは、最初の出会いのシーン。幻想的な光景が目に浮かぶようでした。
それから、ヴィクリアとオルニーイが自身の恋心に少しずつ気づいていく様子がとても素敵で、ドキドキしながら読んでいました。
それだけに、キャッチコピーにもある「次に会ったら、殺します」、これが出てきた時、切なさが溢れ出してきて、早く次を見せてくれ!この気持ちをスッキリさせてくれ!ってなりました笑
二人の恋がどうなっていくのか、これからも楽しみにしています!
森の静けさをふたりじめするような、少しのさみしさと同じくらい歓びに満ち溢れた美しい小説です。
この小説の始まりである、
一人で森に暮らす少女:ヴィクトリアと、英雄:オルニーイの出会いのシーンが非常に美しいです。
この二人が少しずつ心を通わせていくのが現在の展開ですが、ずっと、夜の森の静謐さが漂っていてとても素敵です。せつないくらいのうつくしさだと思います。
これからきっとこのふたりはもっと心を通わせていくのだろう。という期待に胸を膨らませています。
ただ、それと同じくらいに、このせつなさ、なによりこの小説のキャッチコピーのことを思うと喉の辺りが圧迫されて悲しくなります。
今後も応援しております。
とある事情を抱えた少女と、彼女を救わんとする青年を描いたハイファンタジー作品です。
物語が動き出したのは、とある邪竜が討伐された後。邪悪ながら強いリーダーシップを発揮していた頭が倒れたことで、配下の魔獣が散り散りとなって逃げ出したところから始まります。
魔獣の中には人へ呪いをかけるものがいます。呪いは魔獣を呼び寄せる誘蛾灯となり、一般人にとっては災厄の呼び水と言っても良いほど。
赤子の時代に呪いを受けた少女は、誰の目にも付かない僻地で一人寂しく、それでも平和に暮らしていました。
しかし、少女を訪ねた青年が伝えたのは、瓦解した魔獣勢力の暴走によって、少女はおろか周囲一帯が危機に見舞われているという事実。
優しく少女はショックを受け、他者のために茨の道を歩くことに同意します。優しい青年は、そんな少女のために、呪いをかけた魔獣の討伐を目指します。
二人は幸せを手に入れることが出来るのか。ぜひ読んでみてください。