日常

ハイスペック兄と女友達

第1話

「お嬢様、起きてください。遅刻しますよ」


「んー…」


「はぁ、さっさと起きないと襲うぞ」


「っ!?起きた!!!」


「……朝食できてるから早く着替えて来いよ」


「はーい」



茶髪に黄色と茶色のオッドアイの彼は私の幼馴染み兼執事の狐ヶ崎 捺キツネガサキ ナツ。私と二人の時はタメでいいよ、って言ったんだけど…言ったけどさ、口調悪すぎない!?


今に始まったことじゃないけど…




私は城月 藍ジョウツキ アイ

お嬢様お坊ちゃま学校に通うぴちぴちの高校2年生。

よく童顔って言われるんだよね、私はそんなことないと思うんだけど…


お父さんは社長でホテルとか旅館とか経営してて、お母さんは元女優で今はファッションの仕事をしてて海外を飛び回ってる。


お父さんは優しいし、お母さんもたまにしか帰ってこないけど凄くおしゃれで陽気で明るい人だからとても好き。

それに絶対お土産も買ってきてくれるしいろんな話もしてくれるからすごく嬉しいの。



「って、早く準備して朝ごはん食べなきゃ!!」

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