あとがき、という名の宣伝。
まず、ここまで読んでくれたあなたに最大級の感謝を。
ありがとうございました。
先日、ガガガ文庫さんより『天使の胸に、さよならの花束を ~余命マイナスなわたしが死ぬまでにしたい1つのこと~』という小説が発売されました。
死者が残した最後の未練を、天使と悪魔が一緒になって晴らしていくというオムニバスストーリーです。
今、毎日のようにたくさんの悲しいニュースが入ってきます。
こんな時代だからこそ、読んでほしいんです。
さよならは悲しい響きだけど、でも、きっとそれだけじゃなくて。
きちんとお別れできた後には、綺麗な笑顔が咲くよねってお話だから。
だから、悲しいけれど悲しいだけじゃない一冊を目指しました。
5つの短編と同時に紡がれる天使と悪魔の一つの物語。
合計、6つの物語が収録されています。
もし、この短編を読んで興味を持たれた方は手に取っていただけると幸いです。
この短編は本には入っておりませんが、本の中に入っているのはこれ以上の物語たちばかりだと思っています。
天使が翼を失ったのは、どうしてなのか。
アイが犯した罪と罰とは?
悪魔のディアはどうして天使のアイと一緒にいるのか。
アイとディアの二人はどうやって死者の未練を晴らしていくのか。
五つの短編が紡がれ繋がった先で、最後にアイが手にしたものとは?
この短編では語り切れない、たくさんの物語があなたを待っています。
どうか、この出会いと別れの物語で、もう一度あなたと出会えますように。
そして、その出会いの先であなたが笑っていますように。
ささやかながら、願っています。
天使の胸に、さよならの花束を 番外編 葉月文 @aya-hazuki
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