目立たない陰陽師として生きる言問と、異形の者として敬遠されながらも武功を上げ続ける鳴神。2人には周りには知られていない秘密もあるようで...お互いのことが好きすぎて切なさも伝わってくる2人にドキドキしながら読み進めています。また、古典や日本史で聞いた覚えのある名称が出てきて嬉しくなることも。平安時代を思わせる世界観の描写も美しく、和風ファンタジーの世界に没頭させられる作品です!
一途な鳴神と、ちょっと過保護な言問コンビ。頑丈で立派な体躯の武者鳴神が主言問に甘えるギャップが可愛い!言問が末端陰陽師を演じながら、時折垣間見せる本来の力。前世では何者か?あちらこちらに散らばるヒント。名前もヒント。彼らが何者か解った時、もう一度最初から読みたくなりました。続きも是非読みたいです
上から次々と命じられる妖退治を謎めいた陰陽師と豪胆な武士のふたりで解決していく平安風ファンタジー!とにかくキャラクタが魅力的で主人公ふたりのことを、もっと知りたくなってしまいます文章も平安風の世界観を見事に表現しており破綻なく描く筆力は、なかなかのものですもっと注目されてもいい作品