こんな少女漫画は嫌だ

おもゆ。

第1話 上げて落とす瀧先輩




私は切替きりかえ 世杉よすぎ。どこにでもいるごくごく普通の女の子・・・・・なんだけど、ちょっと今、やばいことになっていたりする。それは・・・


「世杉。聞いてるのか?世杉。」


現在片想い中のイケメンの先輩、仏陀ぶった たきにかか、壁ドンされているっ!


「なぁ、世杉・・・・」

「先輩・・・」


ハワワ・・•顔が熱いよぉ。心臓の音やばいぃぃぃ

先輩が、私の顎に手を当てて――


「期待してんじゃねぇーっ!」

「ブフ!?」


叩かれた。痛い。


「俺は!お前みたいなちょっと話しただけで自分に気があるんじゃないかとか思う奴が大っ嫌いだ!」


別に私は気があるなんて壁ドンされるまで思ってもいなかったんだけどなー・・・

なんか冷めた。蛙化した。


「そうですか。では、さようなら。」


帰り道、私は思った。何故、壁ドンなどされたのだろう。

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