人との繋がりと助けで人は大きく成長する

青春時代の、裏表のない、生身の姿でぶつかりあえる幼馴染三人が、生き生きと描かれます。

読み進めていくうちに、「ああ。こうして、様々な関わりや助けがなければ自分も大きくはなれなかった」と、大切な事を改めて思い出しました。

人は、何かしら大人になって欠けたものをもっていることがあると思いますが、その欠けたパズルのピースのような物語です。

情景描写がとても丁寧なので、頭の中でシーンを描きながら読み進められる点も、よかったです。

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