第28話 考え方

【みんなの気持ちは解ったのじゃが…りあ殿、接触してどう感じたのじゃ?】


【はい、圧倒されました…何か強さを、剣術とは異なる強さを】


そんな会話をしている、爺さんと、りあ。


 ルーは、ルークの回復に全力だが、爺さんに話しかけて、


【私は…怖さより悲しみの強さを感じました。あの、ところでルークさんは回復するのでしょうか?】


爺さんは、ルーに、


【そうじゃな、何かあることは解っとるが、何も知らんのじゃ。重力支配超魔導…使い手は大きな代償を…命を削りながら使わないとならない。そのため、わし達の中でも使い手はいなかったのじゃ。あやつの信念がそれほど強いと言うとこじゃ。あと、ルークは暫く休んでもらうしかない。あのような無茶してほぼ体力は残っておらんからの。もう少しだけ回復を頼む】


爺さんはみんなに向かって、


【お主たち、約束してくれ。命をかける攻撃は絶対にしないことじゃ!!あの男にはその攻撃さえも通じることは無いのじゃ…聖剣クロスブレードさえあればの】


りあがその言葉に反応して、


【前に言ってましたね?そのクロスブレードってどこにあるんですか?】


爺さんは、


【定かでは無いが、わしの住んでいる時代に伝わる伝説なんじゃ、一太刀で全てを破壊すると。ただな、聖剣とは言っても扱うことが…普通の人では待つことは無理なんじゃ。何かトリガーがあるみたいなのじゃがの…】


爺さん、りあ、ルーが見て👀


な、なんですか?俺が何か?


爺さんは、


【涼殿、お主だけが未知数じゃ。フェニックス🐦‍🔥の、不死鳥🐦‍🔥の使い手。ただ発動するタイミングが明確でない、さらにその真の攻撃性なども不透明な要素が多いのじゃ。それとさっきから何か悩んでおる。話してみる気はないか?】


りあ、ルーは、気を効かしてくれて、


【あっ、私は水を調達に。ルーちゃん、ここお願いね】


【ルークさんのことは任せて。お爺さん達はどうぞご自由に】


 

………………………………………………………



【涼殿、お主だけ記憶操作しなかったのは解るか?その真意は?】


【解らないけど、それが何か?】


【グレーと言ったのも解らんか?】


【グレー?ああ、チームのこと?】


【お主、白にも黒にもなり得る。例えばさっきのレインの言葉。考えたじゃろ?迷ったじゃろ?】


 何が正しいか、迷った。この世界に希望持てないことも解ってる。レインは変えようとしているんだ。


 そのための犠牲…それを仕方ないとは思えない。尊い命の犠牲があってはならない。


レインは自らもその犠牲になろうとしていた。


爺さんは、真剣な表情で話し出した。


【お主には記憶操作は効かないのじゃ。それはの、幻獣の使い手、さらに何か特殊な能力も持ち合わせているのじゃ。その未知数こそ…】


爺さん、途中で言葉を閉した。


【りあ殿、ルー殿の記憶操作して、お主の場所に戻す。レインは姿を暫く見せないはずじゃ。その証拠はあるんじゃ。それ!!】


【ちょっと、何もこれじゃ解らない、あっ…】



………………………………………………………



再びこの部屋に戻って来た。


もちろん、りあ、ルーも。








  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る