2025 2 20

こういったどうしようも無い文章を書いいていると思う。僕はなんでこんなものを書いているのだろうと。小説を書きはじめた時は、志とか信念とか、何かそういったものが血液みたいに自分の中を絶え間なく流動していた気がするのだが、今ではそれも枯れた。書きたいものがあったのに、突き進めるとそれは僕じゃなくてもいいように思えてきたのだ。それでも今、僕は文章を書いている。志やら信念やらそんなものはない、あったらあったに越したことはないけれど、なくたって今みたいに文章を書ける。もし客観視をするものが何も無くても僕は文章を書いていた、そんな気がする。

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