短編集:余白 伊草いずく作
こちらからお読みいただけます。
https://kakuyomu.jp/works/16817330667019128468
以降は掌編のみを読んだ感想となります。
・個人的に滅茶苦茶好きな作風です。星新一と市川春子を合わせたような雰囲気を感じました。ただ、作品の内容自体が似ているというわけではなく、むしろ思いつきもしなかった展開ばかりでオリジナリティにあふれていると思います。このレベルの作品はあと倍くらいの星を付けられてもおかしくないでしょう。
・4話分ありましたがサラリと読み進められました。恐らく文章の表現力がとても高いのだと思います。設定が複雑で説明文が難解になりそうなテーマではありますが、余計な文章は削げ落とし且つ読者が違和感なく理解できるよう工夫がなされているなと感じました。しっかりと説明する部分と敢えて詳細に語らない部分のバランスが良いですね。
・一番好きなエピソードは『荒天』です。近未来的な世界観でありながら神秘性もあり、物語の序盤からグイグイと引き込まれました。ファンタジーとSFは両立しないものだと思っていたのですが、両方の要素がそれぞれの良さを引き立てていました。高次元生物視点という設定もとても好きです。感覚器の描写とかはよく思いつくなと感じました。最後も余韻を残すような終わり方で雰囲気を壊さずに締めることができているのが魅力的です。
・改善点も特に見当たりません。敢えて言うならショートショートの話数が少ないことでしょうか。もっと作者様の色々な話が読んでみたいと思いました。続きを楽しみに待っています。あと公募も頑張ってください。
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