もう、読み終わった後の余韻が凄すぎて、胸がいっぱいです……!
死という「終わり」から始まったはずの物語なのに、そこには誰よりも温かくて、眩しいほどの「生」への肯定が溢れていました。
病弱だったあやかさんが、死を経てゾンビとして「生きる」ことを決めたその瞬間から、私の涙腺は崩壊しっぱなしです。
ゾンビになった彼女と、彼女の遺体を誰よりも美しく修復したエンバーマーのゆみさん。
この二人の関係が、単なる「恋愛」という言葉では片付けられないほど深く、尊いんです。
体温も心拍もないあやかさんの冷たい身体を、「ひんやりしてて良い」と丸ごと愛してくれるゆみさんの存在が、どれほど孤独なあやかさんを救ったことか。
何十年という歳月が流れ、周りの時間が残酷に過ぎ去っていっても、二人が当たり前のように隣に立ち続ける。
その「永遠」という名の百合に、魂を激しく揺さぶられました。
切なくて、でもこれ以上なく優しい。
死さえも二人を引き裂くことはできないという究極の愛の形を見せてもらいました。
この愛おしすぎる物語を、一人でも多くの人に、魂で感じてほしいです!