第28話 復讐の終わり

また危ない描写があります。

これはソースはありますが昭和の話で古く信憑性は解りませんのでお許し下さい。




弘毅や久保田達を殺して終わり……それも考えたが、それじゃ面白くない。


弘毅はこれで完全に後ろ盾を失った。


だったら……


『誰も引き取り手が無い』状態まで落とせば良い。


これで弘毅への復讐は終わりで良い。


「省吾……また来たのか?」


どうやら、真面に喋れる位には回復したようだ。


「ああっ、ゲームとPCを含み、欲しい物は貰ったらカギを返しにな…….あとこれで終わらせてやるよ……目出せ!」


俺は懐から目薬の瓶を出した。


弘毅の顔が引きつっている。


「お前……それ……まさか、俺の目を潰す気か……やめろ、やめてくれーーっ」


「いや、違う……これは市販薬だから、凄く目に染みるけど失明することは無い、最後にお前の辛そうな顔をみたら……手打ちで良い……どうだ!」


市販されているのは嘘じゃない。


「それで終わりで良いんだな……わかった……なんだクール系の目薬よりは沁みないじゃないか……これで終わりで良いんだな」


「ああっ……本当にこれで全部終わりで良い……じゃぁな」


同じ事を久保田達にも行い。


病院を去った。


本当にこれで良い……あの目薬は普通の物じゃない。


簡単に言えば『目が見えなくなる目薬』だ。


簡単に手に入る物の中で、痛み無く簡単に視力を奪う物がある。


これは大昔から使われていた方法で、古くは東洋で使われていた。


好きな女を奴隷に落とし、逃げられない様に足の健を切り、目が見えなくなるようにこの薬を使う。


本来は鍋などに入れて煮立たせ水蒸気にして目にあてる。


そうすると、眼球の見た目を損なわずに視力のみを奪う事が出来る。


そして、この薬の素晴らしい事は……一旦奪われた視力は二度と回復しない……そういう事だ。


完全に失明はしない。


ただ、水中の中に居るようにもう文字も読めない。


ただ、光を感じ世界がぼんやり見えるだけ……


今回は蒸気でなく原液をそのまま目に入れた。


何処まで目が酷くなるか解らない。


殺してしまうのは容易い。


それは地獄ではなく解放に過ぎない。


親を失い、金を失い……視力を失ったガキ。


これで、本当の意味で地獄に落とせたのかも知れない…….


これで弘毅とその取り巻きへの復讐は終わった。


弘毅は財産と親を失い……目が見えない環境でこれから、生きていく、そしてその取り巻きも目が見えない状態で不自由な体で生きていく。


楽に死ぬより余程辛い筈だ。


これで、此奴らは良い。


残りは……


◆◆◆


「本当にこれで終わりにしてくれるの?」


「あとでまた……なにか言って来たりしない……」


「もう、暴力を振るわないでくれるんだな……」


祥子を除くクラスの連中を借り切った倉庫に招待した。


倉庫と言いながら、簡単なパーティなどに使える、そこそこ立派な奴だ。


「ああっ、約束する……但し、これから全員で乱交パーティをして貰う……男にとっては楽しい事ばかりだな……女だってこれから俺にもう犯されないと考えたら得だろう? 言っておくが俺に絡んでくるなよ! 絡んで来たら、イジメの証拠が全部、進学先に行くように仕掛けをしてあるかな……」


「そう言う事か……それで終わるなら……仕方が無い」


「そうだな……」


男の方は女を犯るだけだからか、すぐに納得したようだ。


女の方は……クッククック怯えてやがる。


俺が犯していた女も犯して無い女もクラスの男から犯されるんだ、たまったもんじゃねーよな。


「言っておくが、只の乱交パーティじゃねー! この興奮剤を打ってからして貰う……これをやると、感度が凄くあがるんだ……これを打って猿みたいにやっている姿を晒したら、もうこれで終わりだ……だがな、犯らねーならそれでいい……その場合はこれだ!」


俺は後ろにあるガソリンを見せた。


「「「「「……それは」」」」」」


「見ての通りガソリンだ……お前等が犯らないなら、これに火をつける……俺と一緒にバーベキューだな……」


「嘘でしょう……」


「まさか……」


「ああっ、俺もいい加減つかれた……最後の俺の望を聞けねーなら……仕方がねぇーから一緒に死ぬか……」


これで迷うのか……俺が殺す気なら死ぬぞ馬鹿が……


仕方ねーな。


「最後のチャンスだ……興奮剤を打って、それでも耐えられるなら耐えてみな……打つだけ打ってから30分我慢できるなら、その後は解放してやるよ……」


「本当だろうな……」


本田だったか?


一人の生徒が聞いてきた。


「ああっ、約束する……」


「皆、このままじゃ、何時までも此奴に脅され続け危ない目にあう……これで最後にする為に、打って終わりにしよう……最悪麻薬でも此処を出て医者に行けば終わりだ……さぁ打てよ」


「いいねぇーー」


俺が本田に注射を打つと、他の奴らも並んできた。


これを打ったらもうおしまいだ。


覚せい剤の中でも一番危険な奴。


通称、ピラニア


他の覚せい剤の数十倍の常用性を持ち……血管や脳を最後には破壊される。


恐ろしい覚せい剤。


打ってすぐに効果が出て幻覚を見る。


注射を打つと同時に、ポケットの中にメモをねじ込んだ。


「そのメモは……全部終わってから見て見ぃ」


結局、此奴ら全員が覚せい剤を打った。


◆◆◆


結局は、誰か1人が負けたら終わり。


「うそ、うそ……いやぁぁぁぁぁぁーーー」


「ハァハァ、駄目だ……どうしても……悪い……」


1人、2人と可笑しくなっていった。


狂ったように走り回る奴もいるし、自分から服を脱ぐ女までいる。


無理やり女を襲っている奴や……まぁ人それぞれだ。


口から涎を垂らしてさながら狂人だな。


もう真面な奴は居ない。


これでもう終わりで良い……ポケットに入れたメモには、この薬の売人の連絡先が書いてある。


ピラニアの魅力に嵌まって、きっと覚せい剤欲しさに何でもする人間になるかもな……


まぁ、ただ虐めに加わった奴への仕返しなら……こんな物でよいだろう。



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