寄進のごとき強さを誇る武者と貴族の姫君の恋物語です。悲恋の話で読んでいてとても切ない気分になりました。とても良かったです。
史実ではなく、創作の歴史物語ということで、物語りとして楽しみました。その語りは、どこか、哀歌を思わせます。黒百合の主な花言葉は、「呪い」や「復讐」、「恋」や「愛」だそうです。