家族と山羊と生きていたが、復讐の芽を植え付けたアイツをアイツをだ!
- ★★★ Excellent!!!
自然ばかりの中に育ったウミド。
山羊と暮らし、家族もおり、特に父親の言葉、『心(しん)』を自身の信条として生きてきた。
向こうが野蛮だと思うほどの火で、なにもかもを失ったが、仇はとるとレオニスが頭らしいと追いかけると、彼は凄腕の剣闘士だった。
生活環境の異なる地で、如何に生き抜いてやり、如何に敵を倒すか。
ギラつく鼓動が視線になる思いだ。
世話人のアリサと知り合い、敵地をよく観察し、若いウミドは真綿が沁みるように、作戦を練って鍛練して体を守り、生き甲斐としてはダークだが、奴を墜とすことにかける。
様々な世の道理を知る中でウミドが選んだ、より『心』なる術はなにか。
是非、若き者の旅を見守ってほしいと思う。