明確なテーマ性。誰もが我が身になぞらえて考えさせられる臨場感。オリビアの圧倒的な存在感。そして洗練された文章。まぎれもない良作です。ぜひご一読を。
元々は紙書籍で主にミステリーが大好物でしたが、ネットではもっぱらカクヨムなどで青春ものや、ラブストーリー、ラブコメを読み漁っています。 これまで…
現代社会の中心にある「情報の危うさ」を真正面から描いた作品。現実と虚構の境界を揺さぶるような展開がつづき、読んでいるうちに自分自身もその渦中にいるような感覚を味わえます。なかでも、玲子に「情報を…続きを読む
実体があるようでない、常に形を変え、真実か虚構なのかすら不透明な『情報』に焦点を当てた作品。 読んでいる画面に蛍光ペンでライン引きたくなるくらい、実用的な洞察に満ちていました。 この作品…続きを読む
14歳の少女玲子が"叔母"のオリビアに引き取られ、情報社会の本質を学ぶ過程を描いた物語である。この物語を読むにあたり、オリビアが玲子に繰り返し教え込んだ「賢者」「愚者」「扇動される者」…続きを読む
こういうのを読むと、改めて情報という物の怖さと強さを実感します。匿名故の驕りや油断……それを失った時の脆弱さ……、不気味さと恐ろしさ、両方を味わえるお話でした!(^_^;)
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