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言う舌が動かないへの応援コメント
シンプルにめちゃくちゃ良かったです。
ハンデや生きづらさについて身に迫るような苦しみと強い納得感を与えつつ、希望のある短編に纏めあげているのが本当にすごい。
同じ辛さで仲良くなれる事もあれば、同じだからこそ傷付けてしまう事もある、そういう難しさを真正面から見つめた作品は貴重で、大好きです。
>> 辛い思い出と一言で済ますのは、安直で無機質で楽だから
>> 『音楽に言葉は要らない』
このへんイチオシです。吃音がある『僕』と『横山先輩』の話だからこそ心に届く表現でした。
書き手仲間として長いお付き合いをさせて頂いていると言うのに、今までこの作品に出会えなかったこと。悔しさはありますが、互いに『辛い記憶の開示』抜きの創作で親交を深められた事に強いご縁を感じてもおります。
一層ファンになったという話でした。今後も応援しております。
補足:明言ありがとうございます!分かってます、まんまノンフィクションでないことは!笑
作者からの返信
コメントありがとうございます!
一応明言しておきますけど、私は別にここまでしんどいいじめ受けてないですw自分の実体験を描き起こしてみたらどうにもインパクトが足りなかったのでおもっきし脚色しました。だって中学高校と理解ある友人に恵まれて青春謳歌してましたもん。
『同じだからこそ傷付けてしまう事もある』というのは、まさにあなたの作品で気がつかされたことでもあります。当事者同士が簡単に理解できるなんて単純な世界じゃないと思うんです。特に吃音症は人によって千差万別だそうですから。この辺の展開は私にしか書けない文章を書けたのかなぁと思います。
こちらこそ、長くあなたのファンをやらせていただいてとても充実しております。
言う舌が動かないへの応援コメント
忌憚のない企画より参りました。
まずは良い点から
本作は内面の「痛み」と「光」のコントラストが極めて鋭く、吃音という、言葉を持つ人間にとって最も残酷な足枷を題材にしながら、それを「音楽」という言葉を超えた救いへ繋げる構成は美しい。
「共鳴の嵐」を呼ぶ心理描写 一人の読者として、冒頭の数行で心を掴まれた。「殴られても反論の声が出せない」という独白の重さ。そして、ビリビリになった答案用紙をセロハンテープで繋ぎ合わせる「静かな絶望」の描写。ここには、高画質な映像ではなく、主人公の孤独との読者の深いシンクロがある。
後半、先輩が実は吃音者であることを明かすカタルシス。「部外者ではない」という言葉の重みが、それまでの主人公の尖った言葉をすべて溶かしていく展開は、読後感が非常に爽やかで、一気に読み進めてしまいました。
気になる点
①中盤の言い合いが少し説明的になっている。感情が爆発する瞬間の「スピード感」を出すことで、後半の「吃音が出ていなかった」という指摘への説得力が増す。
②主人公が答案用紙を繋ぎ合わせるシーン。ここをもっと「狂気的な執着」として描くことで、彼の孤独の深さがより際立つ。
最後に
音楽に「言葉は要らない」という言葉の裏返しとして、言葉に絶望している主人公が「入部届」を書くまでの心の機微が丁寧。
ただ、もしラストシーン、入部届を書く主人公が、自分の名前を「一文字もつかえずに」脳内で再生できたとしたら、それは彼にとってどれほどの救いだろうかと感じました。
「音楽に言葉は要らない。だが、音楽は言葉を自由にする。」
そんな余韻を読者に残せた作品ですね。
あくまでわたしの感想です
参考程度に
作者からの返信
コメントありがとうございます!
作者ですら言語化できなかった魅力を表現してくださって本当にありがとうございます。また、改善点を挙げてくださって感謝が尽きません。私の小説に真剣に向き合ってくださったのを感じて、大変喜んでおります。
指摘に関して少しだけ。①についてはもう本当におっしゃる通りといいますか、気がつくと論文を書こうとしてしまう私の悪癖ですね。またスピード感以外の点でも中盤の展開にリアリティを十分出せなかったなと感じています。こういう感情の発露を上手く表現できるよう、精進していきたいですね。
②に関しては盲点でした。あれ狂気の描写として映るんですね。特に深いこと考えずに「こいつならこうするやろなぁ」程度にしか思っておりませんでした。ありがとうございます。
最後について、本筋とはズレることを承知で申しますと、吃音者は(少なくとも私は)脳内や独り言では普通に話すことが出来るので、彼は脳内では普通に自分の名前を言うことが出来ます。
音楽は言葉を自由にする、確かにそうかもしれませんね。私にとっても音楽は救いでしたから。改めてですが、感想コメントありがとうございました!