第34話　東京節！（１）

抗うこと叶わぬストーカー仕手元の資産とネットワークの強大さ（こいつは不動産業であり業界が結託して私に悪さをします）、そしてそいつが使うヤクザ・チンピラどもの数の多さ。畢竟私にはこいつらの苛みを黙って耐え忍ぶしかない分けです。しかしこうして（皆様方には興味もなく面白くもない？）拙い講談を演じることで私の無念への癒しとし、同時に世間様への儚い訴えかけともしているのです。

　で、このように言挙げして来ますればわたくしがなぜ啞蟬坊・知道父子（おやこ）の演歌を引くか、もうお分かりのことと存じます。演歌というものは身は無力な庶民であっても金持ちや権力層の無体を歌で以って糾弾し、それに止まらずおちょくることで、自らへの鬱憤晴らしとし世直しへの気概ともしている分けでございます。で、それでありますれば、不肖この三遊亭わたくしに於ても啞蟬坊・知道父子に負けずに演歌のさらに演歌を行ってみたいと存ずる次第です。すなわち知道のこの〝ラメチャンタラギッチョンチョンデ〟の歌詞を今様に変えてご披露し、合わせて啞蟬坊の口癖だった「この世はデタラメだ」が今もそうであるかを開陳致したく思います。では、いいですか？…まいりますよ～っ！まずは知道の原曲から軽快にまいります。はい、ではミュージック、スタート！


https://youtu.be/JW6FL1k_tfU?si=-4AN6CaIr--oxV_K　←ユーチューブ・※東京節・添田知道/ 土取利行（弾き唄い）コピペして聞いてね


（※以下替え歌 ↓）

と～かくこの世はデタラメで

猫も杓子も金、金、金

人を計るも金次第

貧乏人には住み憎い

グランパコアにストレート

決めて若者闊歩する

身形（みなり）で示すが人と形（なり）

ラーメチャンタラギッチョンチョンデ

パイノパイノパイ　はいっ！

パリコトパナナデフライフライフライ

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