推しのために命を燃やす、典型的なアイドルオタクのOL『小仁熊雪奈』。
雪奈は通勤列車の中で行われる、断続的な痴漢に頭を悩ませていた。
度重なる恐怖と怒りの中で、ついに爆発して痴漢の手を取った雪奈。
すわその怒りをぶつけようとした痴漢の主は、あろう事か同性の少女。
しかもその少女の正体は、雪奈が心血を注ぎ推しているアイドル『可愛川凛々夏』本人で────!?
痴漢という最悪の出会いから繋がった、本来交わる事の無いオタクとアイドル。
推しの過剰供給に悶える雪奈、『抱き枕』という口実を用い、雪奈にファンとして以上の感情を抱く凛々夏。
二人はドギマギしながら『好き』という感情に悩み、振り回され、そして惹かれてゆく……。
口から砂糖ナイアガラ、ドキドキ胸キュンオーバードーズ!
互いに互いを想うからこそ素直になれない、甘くて少し切なくて、そして何より幸せな『愛』の物語!
心情描写の妙に、一度読めば絶対ハマる特濃百合ラブコメディ!
絶対的オススメです!