タイトルにはそんな意味があったのか…と驚かされました。最後まで読むと、自分の理解が一歩遅れて追いついてくる感じで、ああ、なるほど。と、トリックを理解した時の大きなカタルシスがありました。えくすさんの作品を読んでいるといつも思いますが、「読んでよかった」という感じです。
サイバーパンクな街で便利屋(という名の殺し屋)を営むアレックス。そこに依頼にきたのは、あの映画泥棒みたいな義頭の女の子。依頼の内容は、マフィアから『自分の頭を取り返してほしい』 現実離れした依頼、殺伐とした空気と、その中にあるじっとりとした妄執。 あー、うん、こういうの好きだなー。と思わせられる作品でした。