第11話 愛とは何か
私は愛とは人間を含む有性生殖をする多くの動物が子孫を残すために有利に働くためにシステムされた本能であると考えます。
つまり、愛は本能的なものであると同時に、すべての生き物に存在する感情であるとも私は思っています。
愛は子孫繁栄にとって有利に働きます。異性を愛するという感情がなければ男と女は自分から近づかないだろうし、その愛するという感情が子どもにまで広がらなかったら、子育てをするという形にならないかもしれません。
では仮に一代限りで永遠の命をもつ生き物がいたとしましょう。私はその生き物には愛というものが無いと思います。しかしながら、その生き物同士でコミュニティがあった場合には友情というものは生まれるかもしれませんが、それは愛とは異なります。
同性愛をする生き物が人間以外にもいると聞いたことがあります。愛というものが本来の目的である子孫を残すことから外れたものになっていますが、その存在が少数派であることが人間含め多くの生き物に言えることであるのであれば、種の存続にとって大きな問題にはならないと私は考えています。
人間について考える。 自分について考える。 S太郎 @shouta123
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
フォローしてこの作品の続きを読もう
ユーザー登録すれば作品や作者をフォローして、更新や新作情報を受け取れます。人間について考える。 自分について考える。の最新話を見逃さないよう今すぐカクヨムにユーザー登録しましょう。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます