第一部完までのレビューです。この作品は老若男女が楽しめるように作られています。
個人的には、是非若い方にオススメしたい作品です。
妖怪と鬼の住む国、月陰国での出来事が中心となります。一白さんの生い立ちに共感する方も多いはず。お相手の春宵さんは不謹慎キャラですね。そこに絡む鬼や妖怪達。とにかく会話の掛け合いが軽妙。
ネタバレになるので詳細は伏せますが、突然のよさこい……!にも説得力があるんです。
『踊る阿呆に見る阿呆、同じ阿呆なら踊らにゃ損損』って、辛い時こそそういう気持ちになるものなんですよね。
一白さんと春宵さん、二人は実は似たもの同士なのではないかなと思います。不器用な二人です。
最後の引きが強く、普通に先を書いていただきたいなと思いました✨
いろんな壁が立ちはだかっても、愛があれば乗り越えられる。乗り越えられるものはない。
そんな愛の強さがひしひしと伝わるお話です。
鬼である春宵は、一目惚れした一白のためならなんだってする。なんだってできる。
最初は「一目惚れなんて信じられない」といった感じの一白でしたが、彼の頼りになる姿を見ていると少しずつ心に変化が。
そして、この物語で大切なのが「よさこい」です。
これは一白が前世で打ち込んでいたものなのですが、まさかまさかの百鬼夜行と組み合わせることに!
そこに壁が立ちはだかるのですが、春宵が頼りになる……本当に良い鬼です。
とても楽しい和風ファンタジー×溺愛のお話です。
皆様もぜひ、読んでみてください。
鬼の恋路もまた色濃く
世の中、恋の目覚めは様々。
それが、鬼ならばどうだろうか。
よもや、鬼に一目惚れされるなどと思ってもみなかっただろう。
主人公――一白は、土蔵の中で、熱中症になりかけているところを救われた。その相手が鬼の春宵だった。
鬼というと、厳つい、怖い、暴力的な面が目立つが、この春宵が一白に見せる姿は、逞しくも優しく、それでいて頼り甲斐がある。
更には、一目惚れしたのだと素直に言って、「マイスイートハニー」と、はっきり一白に言ってのける猛者である!
愛を伝える言葉だからって、ホイホイ言えないよ、そんな事。春宵の一目惚れは本物で、一白の為ならなんだってできる。なんだって願いを叶えてやるとまで。
ストーリーの中にたっぷりと盛り込まれた鬼の愛。それに加えて、春宵が抱える事情による百鬼夜行と一白の野望。
愛に、踊に、陰謀に⁉︎様々な要素が入り組んだストーリー。オススメです。
ヒロインである一白は、父親の厳しい躾の一環で灼熱の土蔵に閉じ込められ、熱中症によって意識を失いかける中、春宵という美しい真白の鬼に救われる。しかし、春宵は救い出した一白に、一目惚れしてしまい……!?
というような怒涛の冒頭から始まる、和風ファンタジーとなっております。
まず、ヒーローである春宵さんの一白さんへの溺愛っぷりが気持ちがいいほどに最高です!まるで大型犬の如く、愛らしく、眩しく一白さんを愛でまくる春宵さんは大変魅力的なキャラクターです。しかも、春宵さんには様々な一面があり……!
そんな、多面性を持つ春宵さんに振り回されるヒロイン、一白さんですが、彼女の健気さは本当に可愛らしく、「よさこい」を心から愛する姿はとても素敵です!
そう、しかもこの和風ファンタジー、「よさこい」が登場するのです!!
大変斬新な要素で、「よさこい」が描写されるシーンは、読んでいると自然と心が燃えるように熱くなります!
和風ファンタジー×よさこい×溺愛……何とも最高の要素を掛け合わせた物語!
たくさんの方々に、是非ともお読みいただきたい珠玉の作品です!
最後に、素敵な物語を生み出してくださった作者様。
こんなにも最高に熱い物語を拝読させていただき、本当にありがとうございました!