第6話 対面


リリが話した

その残りのふたりの魔法使いについて聞く


めい「それで?その残り2人は?」

リリ「この近所だよ、ついてきて」

2人「 ? 」 (ふたり顔を見合わせる)


(一方その頃シロとクロは)


クロ「ねぇシロ…さっきの灰色って…」

シロ「大丈夫だよ、クロ、人間じゃないよ」


(遠くから声が聞こえる)


リリ「おーい!おふたりさーん!」

シロとクロ「えっ!?誰?」

リリ「おー。ナイスシンクロ、じゃなくて」


(後ろから走ってあいとめいが追いつく)


めい「やっと追いついた、で、何?」

あい「この人達が話してた魔法使いさん?」

リリ「そうだよ!4人で頑張ってね!」

クロ「ちょっと待て、急になんだ、」


クロがリリを捕まえそれをシロが宥める


シロ「えっと、3人?は誰ですか?」

リリ「自己紹介が遅れたね、俺はリリ」

めい「わたしはめい、こっちは姉のあい」

あい「えへへ、よろしくね〜」


クロがリリを掴んだまま

自分の姿のこと、自分たちを知る理由を

30分ほどきっちり聞いた


クロ「それで?その灰色ってなんなの?」

シロ「多分そのリリを狙う奴ら?だろうね」

リリ「そう!そう言う事!」

クロ「胡散臭いな」

めい「わかる、私もそれ最初思った」

リリ「酷いっ!泣いちゃうよ俺」

あい「えっ!大丈夫?どっか痛いの?」

めい「あい姉多分そういう事じゃない…」


そして私たちは『同じ魔法使い』として

存在を互いに知ることになった。



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私の夢見た魔法少女は消えたくなるほど残酷でした 死愛 @aren_00

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