第108話 『108 ドワーネとダンジョンへ』

『108 ドワーネとダンジョンへ』


 ドワーネにダンジョンへ行くか確認する。


「ドワーネ、今日はダンジョンに行くかい?」


「予定はないですけど」


「俺はダンジョンの採掘を見てみたい。どんな風に採掘するのか。どんなのが採掘できるのかを見たい」


「ユウタが見たいならダンジョンに行ってもいい。ユウタから誘うなんて、エルやオガーナよりも私が好きってことね」


「いや、そんな意味じゃないさ。本当に採掘が見たいんだ」


「わかっています。ユウタは正直ではないってね。じゃあこれからダンジョンに行きますので、準備します」


「ありがとう」


 なぜか俺がドワーネを誘っている風に思ったみたいだ。


 デートに誘うとかとは違うけどな。


 仮にデートに誘うにしてもダンジョンはないよな。


 ドワーネと他にもドワーフのドワーシス、ドワーリア、ドワーキリも同行となった。


 多いほうが荷物も楽になるし、効率的である。


 ただし俺は知りたいのはダンジョンでレアな採掘ができるのかで、ドワーフには採掘スキルがあり、レアな金属がある場所がわかるとか。


 ドワーフなら誰でもできるスキルではなくて、ドワードの錬金スキル、ドワージュの釣り道具の生産とも違うらしい。


 同じに見えるが、ドワーフには個性があるのは、エルフ族、蜘蛛族と似ている点だ。


 人間にも向き不向きがあるのと同じだろう。


 俺にも当てはまるのは、アウトドアが得意ではなかったことであったから、みんなにも得意なのがあるのだろう。


 仕事も本人に合った仕事がいいとされるからな。


 日本は多くの仕事があるが、自分がする仕事はだいたいの人は一つだ。











 ダンジョンに到着。


 牧場から以前に行ったダンジョンであって、ドワーフ族と会った場所だ。


 出会って以来に来たかな。


 ダンジョンと言えばゲームでもおなじみの場所で、冒険者が魔物を討伐して経験値を上げ、レベルアップする。


 ドロップアイテムもあるなど、冒険好きには一番行きたいのがダンジョンだろう。


 ゲームではいいが、現実にダンジョンでレベルあげるとなるとシンドイな。


 ただ俺は冒険者になって活躍する気持ちは弱いから、今日はドワーフ族に戦闘は任せます。


 前回は魔族の襲撃にあったのだった。


「それではユウタはついて来てください。ダンジョンの階層に入ります。私が狙っている鉱石は下の階層にある。まずは下の階層に行きます」


「俺はドワーネに任せる」


「ユウタも戦闘になることもある」


「ドワーネに任せる。戦闘は興味ないから。それに前回の時の魔族はマゾーラの軍だった。現在は魔族マゾーラとは友好的になったから、万が一ダンジョンで遭遇しても不安はないかな」


「わかりました。ユウタは私の後ろにいてください」


「うん」


 マゾーラとはお互いに物を交換している関係であるから、俺達に危害を加えるとは考えにくい。


 ただ魔族とは戦闘はなくても、元々ダンジョンにいる魔物は別だろう。


 友好的とか関係なく魔物は襲って来ると思う。


 ダンジョンを進んだ。


 魔物は予想通りにいて、結構出てくるから、その都度ドワーフ族の人が戦いをして討伐。


 ゲームと違い、迫力のある戦闘に圧倒される。


「やっぱり魔物との戦闘は迫力あるなあ」

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る