第108話 『108 ドワーネとダンジョンへ』
『108 ドワーネとダンジョンへ』
ドワーネにダンジョンへ行くか確認する。
「ドワーネ、今日はダンジョンに行くかい?」
「予定はないですけど」
「俺はダンジョンの採掘を見てみたい。どんな風に採掘するのか。どんなのが採掘できるのかを見たい」
「ユウタが見たいならダンジョンに行ってもいい。ユウタから誘うなんて、エルやオガーナよりも私が好きってことね」
「いや、そんな意味じゃないさ。本当に採掘が見たいんだ」
「わかっています。ユウタは正直ではないってね。じゃあこれからダンジョンに行きますので、準備します」
「ありがとう」
なぜか俺がドワーネを誘っている風に思ったみたいだ。
デートに誘うとかとは違うけどな。
仮にデートに誘うにしてもダンジョンはないよな。
ドワーネと他にもドワーフのドワーシス、ドワーリア、ドワーキリも同行となった。
多いほうが荷物も楽になるし、効率的である。
ただし俺は知りたいのはダンジョンでレアな採掘ができるのかで、ドワーフには採掘スキルがあり、レアな金属がある場所がわかるとか。
ドワーフなら誰でもできるスキルではなくて、ドワードの錬金スキル、ドワージュの釣り道具の生産とも違うらしい。
同じに見えるが、ドワーフには個性があるのは、エルフ族、蜘蛛族と似ている点だ。
人間にも向き不向きがあるのと同じだろう。
俺にも当てはまるのは、アウトドアが得意ではなかったことであったから、みんなにも得意なのがあるのだろう。
仕事も本人に合った仕事がいいとされるからな。
日本は多くの仕事があるが、自分がする仕事はだいたいの人は一つだ。
◇
ダンジョンに到着。
牧場から以前に行ったダンジョンであって、ドワーフ族と会った場所だ。
出会って以来に来たかな。
ダンジョンと言えばゲームでもおなじみの場所で、冒険者が魔物を討伐して経験値を上げ、レベルアップする。
ドロップアイテムもあるなど、冒険好きには一番行きたいのがダンジョンだろう。
ゲームではいいが、現実にダンジョンでレベルあげるとなるとシンドイな。
ただ俺は冒険者になって活躍する気持ちは弱いから、今日はドワーフ族に戦闘は任せます。
前回は魔族の襲撃にあったのだった。
「それではユウタはついて来てください。ダンジョンの階層に入ります。私が狙っている鉱石は下の階層にある。まずは下の階層に行きます」
「俺はドワーネに任せる」
「ユウタも戦闘になることもある」
「ドワーネに任せる。戦闘は興味ないから。それに前回の時の魔族はマゾーラの軍だった。現在は魔族マゾーラとは友好的になったから、万が一ダンジョンで遭遇しても不安はないかな」
「わかりました。ユウタは私の後ろにいてください」
「うん」
マゾーラとはお互いに物を交換している関係であるから、俺達に危害を加えるとは考えにくい。
ただ魔族とは戦闘はなくても、元々ダンジョンにいる魔物は別だろう。
友好的とか関係なく魔物は襲って来ると思う。
ダンジョンを進んだ。
魔物は予想通りにいて、結構出てくるから、その都度ドワーフ族の人が戦いをして討伐。
ゲームと違い、迫力のある戦闘に圧倒される。
「やっぱり魔物との戦闘は迫力あるなあ」
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